嘉悦大学の女子バレーボール部は、創部以来全日本インカレで優勝6回、準優勝3回を誇る(短大時代を含む)名門チームです。令和に入ってからは1回戦敗退の低迷が続き、一時は2部降格の危機にも見舞われましたが、チーム一丸となって不死鳥のごとく見事に復活を遂げ、「全日本インカレ2024」で第3位の成績を収めました。
女子バレー部に入部した最大の動機は、明るいチームであることです。高校時代に嘉悦の練習にお邪魔したことがあり、一点取ったらコート内でワーワーと盛り上がるのが印象的で、このチームに入ったら楽しくバレーができそうだと感じました。1、2年生の頃は、練習についていくのに精一杯で自分にできることは何かと考えて、とにかく声かけを大切にしていました。
2024年の春リーグで入れ替え戦になったときは不安でしたが、野呂キャプテンがレギュラー陣を集めて、先輩後輩で言いにくいことも全部言い合おうということになり、とことん話し合いました。それがきっかけで春、夏までは淡々とこなしていた練習が秋から意識的に課題を絞り込んだものに変わり、勝ち星が増えていきました。
自分がどういうトスがほしいのかをきちんと伝えてタイミングが合わなければ、もっとこうしてほしいと遠慮なく要求します。できなければ自主練習で残ってタイミングが合うまで繰り返します。そのうえでよいトスがきたときは、いまのトスよかったよ、と褒める。そうした小さい積み重ねから信頼関係が生まれてチームワークが高まっていきます。
野呂キャプテンからは、新キャプテンだからといって一人で抱え込まずに同級生や後輩に頼っていいんだよ、という言葉をいただきました。
インカレで勝った翌年は厳しいという声もありますが、だからこそ予想を覆したいという思いがあります。嘉悦のバレーは逆転のバレーです。今年の目標である「己に勝つ」ことでさらに上位を目指したいと考えています。
経営経済学部4年 入山 莉音