嘉悦大学付属経営経済研究所産官学連携機構
目的
嘉悦大学では、企業や地域、自治体、各種団体との連携による共同教育、共同研究を深化させ、本学の教育研究のさらなる質を向上させるため、2015年7月1日に産官学連携機構を付属経営経済研究所の内部に設置し、産官学連携を推進してきています。
組織
産官学連携機構は、付属経営経済研究所の下部組織として設立しています。運営は、運営委員会によって行われます。産官学連携研究を推進する研究開発ユニット及び産官学連携教育を推進する教育開発ユニットによって、具体的な取り組みを行っていきます。
具体的な取り組み
過去に受託した研究
カネリョウ海藻株式会社との共同研究(2016年9月1日~2017年3月31日)
(研究課題)海藻を用いた新世代向け商品企画
(概要)ワカメといった海藻類は、健康に良い食材として注目されているにもかかわらず、特に若年層には浸透しているとは言いがたい。そこで若年層にも訴求力のある海藻商品を学生とともに開発する。
産官学連携機構長 挨拶
産官学連携は、自然科学系の大学や研究機関においては、古くから取り組まれてきておりますが、社会科学系の大学では必ずしも十分に行われてきていません。その結果として、社会科学教育や研究が実務と乖離をしてしまっている、あるいは、社会が求める能力と大学が養成しようとする能力とに乖離がある、といった指摘も多くなされてきました。そもそも、嘉悦孝先生が掲げられた本学の開学の理念の一つは「実学教育」であり、企業や地域、自治体、各種団体との連携による教育研究活動は、本学が本来目指さなければならない道でもあります。
そこで本学では、社会科学系大学の中ではいち早く、産官学連携に取り組んでまいりました。企業との連携によるプロジェクトベースドラーニングを通じて、学生が連携企業に就職する実績も出てきています。このような取り組みをより一層深化させていくべく、産官学連携を推進してまいります。本機構の趣旨をご理解頂き、ご協力を賜りますよう宜しくお願いいたします。
嘉悦大学産官学連携機構長
真鍋雅史