【教職員リレーコラム『110周年から始めよう』第4回】"ACTIVE ACTION"を胸に貢献を(菊田俊和)
@学園資料をアーカイブとして取り纏める
A寄付の募集
B同窓会との結束を強固なものとする
@資料といっても110年分の資料は、非常に膨大である。紙のものもあれば、ビデオテープ、レコード等その保存の形だけで時代の変遷が分かるものである。また、アーカイブとして将来保存していくものをどうするか考えなければならない。今年度は、そのような資料を取り纏めてデータ化し、形態により分類した。今後は、物品の保存方法の検討、ビデオテープ、音源のデジタル保存を行い、将来の展示室設置や学園年表作成等への足がかりとなるような活動をしていきたい。
A寄付は、今後学校運営の一つの収入源として重要となっていくものであるが、今年度は、同窓会から多額の寄付をいただき、また、予想外にも卒業生からの寄贈が多数寄せられた。これも、110周年の伝統が誇るものであると感じられた。今後は、ホームページ等で教育活動支援の寄付を集めるシステムを構築し、寄付を募るよう取り組んでいく。
B同窓会は、中学高校に「翠光会」、大学に「光風会」があり、日々様々な活動で学園を支えていただいているが、これを更に活かし、学園との結びつきを強固なものにしたい。同窓会会報誌での学園の活動状況の紹介することにより卒業後の学園を取り巻く環境を知ってもらい、また関心を持っていただいた方から寄付や寄贈のお願いをし、前述の寄付の促進を図っていくよう取り組んでいきたい。
最後に私自身の「110周年から始めよう」であるが、"ACTIVE ACTION"という言葉で行動することをテーマに掲げてみた。「怒るな働け」の現代解釈の「ACTIVE KAETSU人」を拝借したものであるが、"ACTIVE "の意味である積極的、活発な"ACTIVE ACTION"行動で学校に貢献していくこととしたい。