研究会一覧ホスピタリティ研究

真鍋 雅史 教授

経営
接客サービス
コミュニケーション

教員の専門分野/経済統計学、財政学、金融論

エアライン業界やホテル業界を題材に、ホスピタリティサービスや産業構造などについて研究します。企業での実習、語学・コミュニケーションのトレーニング機会があることも特長です

ホスピタリティとは?

あなたは12月20日のANA590便松山発東京羽田行き(定刻11時50分発/羽田到着13時10分着)に客室乗務員として乗務していているとします。この便に使用する機材の計器に軽微な異常が見つかり、この便は機体整備のため出発が30分遅れています。お客様のご搭乗が始まり、機体後方の地上では貨物の積み込みが行われています。機内で後方にご着席のひとりのお客様からあなたへ、床下からドンという異音が聞こえるというお申し出がありました。その音は貨物を積み込む際の音ですが、そのお客様は飛行機に初めてご搭乗になるということで、機体整備による遅れとあわせて大変不安なご様子です。このお客様との会話において、客室乗務員としてどのような表情を心掛けるべきだと思いますか。また表情以外に気をつけなければならない点(目の動き、声のトーンやスピードなど)があるとすれば、どのようなものでしょうか。

といったことを、マーケティングや会計の視点を交えながら、皆で話し合いながら考えていく研究会です。

夢の実現のために頑張れる人を歓迎します。そして、頑張っている人を応援し合える場にしたいと考えています。今後も成長が期待されるホスピタリティ産業を題材に、私たちが直面するであろうさまざまな課題に対して、問題を発見し解決する能力を身につけてもらいたいと思います。また、経営の現場において、問題発見・解決能力に基づく判断力を身につけることが究極の目標です。「未来と自分は変えられる」。仲間と一緒にさまざまなチャレンジをし、夢に向かって走りましょう。

特徴的な活動/
・英語、中国語などの語学トレーニング
・ホスピタリティ産業のケースを題材としたグループワーク
・経済学、統計学、会計学、マーケティング論に基づいたホスピタリティ産業についての個人研究
・空港やホテルでのインターンシップ
・研究旅行(R4:大阪、R3:福岡、R2:カナダ、R1:マカオ)など

※航空会社ANAグループで起業された女性キャリア支援NPOであるウィメンアットワークとともに実施します。

主な進路/航空会社(客室乗務員など)、物流会社、飲食サービス会社(カフェチェーンなど)、小売サービス会社など

【自己紹介】愛媛県出身千葉県生まれです。大阪大学博士(応用経済学)。兵庫県立大学大学院准教授等を経て現職。専門は航空経済学、看護経済学、経済統計学、政策研究です。嘉悦大学以外では北京大学日本研究中心客座研究員、金融庁金融研究センター専門研究員など、過去に大阪府特別参与、大阪市特別参与、内閣官房事務局長等を歴任しました。趣味は乗り物全般、落語で特技はモノマネです。

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