経営経済学部 3つのポリシー経営経済学部 3つのポリシー(2018年度以前入学者)
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
経営経済学部は、校訓「怒るな働け」の精神に則り、「創造的実学」教育を通じて、「公(おおやけ)」を支える精神を備えた「自立自尊」の職業人の育成を目指します。この教育目標を踏まえ、在学年数、単位数等の卒業要件を満たし、以下の知識・能力・資質を備えた学士課程の学生に対して学士の学位を授けます。
経営学、商学・マーケティング、簿記・会計学、経済学に関する学士レベルの知識と応用力を備えた学生
経営・経済に関する幅広い知識を身につけると同時に、自分の所属するコースに応じて、経営学、商学・マーケティング、簿記・会計学、経済学に関する学士レベルの体系的な知識を修得し、それらの知識を現実社会の理解や問題解決のために活かすことのできる応用力を備えた学生。
「自立自尊」の職業人としての知識・能力・資質を備えた学生
実社会で自立して活躍できる職業人としての知識や能力を備え、実社会のさまざまな問題を自分の力で主体的に解決していくのだという自信と気概をもち、生涯にわたって自らを成長させていく自己学習能力を備えた学生。
「公(おおやけ)」を支える精神を備えた学生
自らの身につけた知識や能力を、単に自分の成功のためだけではなく、より良い未来の社会を実現していくために役立たせ、広く社会の発展に貢献したいという社会的情熱、すなわち「公を支える精神」を備えた学生。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
経営経済学部は、校訓「怒るな働け」の精神に則り、「創造的実学」教育を通じて、「公(おおやけ)」を支える精神」を備えた「自立自尊」の職業人の育成を目指します。この教育目標を達成するため、教育課程の編成にあたっては、専門的な知識・技能を体系的に学ぶだけではなく、教育課程全体を通して、「自立自尊」の職業人として要求されるさまざまなレベルの「職業人能力」を修得し、「公(おおやけ)」を支える精神を身につけることができるように配慮して科目や教育プログラムを設置します。 カリキュラム編成の具体的な方針は、以下のとおりです。
専門教育
1.経営学、商学・マーケティング、簿記・会計学、経済学の4つの学問について幅広く学ぶカリキュラムを通じて、幅広い知識や技能、多様で柔軟なモノの見方を養成
現代社会では、職業人に幅広い分野の知識・技能や多様で柔軟なモノの見方を要求するようになっています。そこで、経営経済学部では、経営学、商学・マーケティング、簿記・会計学、経済学という社会科学の主要な4つの学問分野を一つの学部で幅広く学ぶことのできるカリキュラムを編成し、実社会の要求する多様な知識・技能や多様な視点を修得できるようにします。
2.2年次から分かれる4つのコース制により、学生一人ひとりの興味・関心を尊重した主体的で効果的な学びを実現
現代社会で、職業人は、自らの興味・関心をもとに主体的に自己学習をし、自分の知識・能力を高めていく力を求められています。また、知識・能力は、人が自分の関心を基に主体的に学ぶことによってこそ効果的に身につけることができます。そこで、経営経済学部では、2年次からのコース制を採用します。1年次に経営学、商学・マーケティング、簿記・会計学、経済学の入門授業を学ぶことを通じて自らの興味・関心の在り処を探り、2年次から本格的に4つのコースに分かれて学びます。これにより、自分の関心に応じた主体的で効果的な学びが可能になります。
3.入門・基礎を重視した段階的に学べる体系的なカリキュラムを通じて、応用の効くしっかりした知識・技能を養成
現代社会は、職業人に対して、短期間で陳腐化する表面的な知識・技能ではなく、応用の効く深い知識・技能を求めています。こうした深い知識・技能を身につけるためには、基礎から順序立てて学んでいくことが大切です。そこで、経営経済学部では、それぞれの学問分野・コース毎に、入門・基礎から発展、展開へと段階的に学べる体系的なカリキュラムを編成します。特に、1年次の入門科目と2年次のコース基礎科目を充実させ、学問の基礎をしっかりと修得できるように配慮します。
4.4年間のゼミナール科目と卒業研究の必修化により、「自分の頭で考える力」を養成
現代の職業人に要求されるのは、自ら問題を発見し、自分なりの解決策を見つけ出す能力 ― 「自分の頭で考える力」― です。そこで、経営経済学部では、1~4年次の4年間にわたり、ゼミナール科目を必修科目として設置します。ゼミナール科目では、さまざまな社会的な問題に関して自分なりの解決策を見つけ出す経験を積むことを通じて、「自分の頭で考える」力を身につけます。また、その集大成として、全学生が必修科目として卒業研究に取り組みます。
5.資格取得サポートプログラムを通じて、目標を定めて着実に学ぶ学習習慣と自己学習能力を養成
現代の職業人には、自ら目標を定めて着実に学び、自己の能力を向上させていくことができる「自己学習能力」が求められています。そこで、経営経済学部では、全学生が簿記資格の取得を目標に学ぶプログラムをはじめ、資格取得をサポートするさまざまなプログラムを設置します。これらのプログラムを通じて、目標を定めて着実に学ぶ学習習慣と自己学習能力を身につけることができます。
6.プロフェッショナル志望特別プログラムを通じて、高度な職業人能力を養成
現代社会では職業人に専門的な職業人としての高度な能力を要求するようになっています。そこで、経営経済学部では、高度な専門的な職業人として必要な能力を養成するプログラムとして、「プロフェッショナル志望特別プログラム」を設置し、意欲ある学生の期待に応えます。
共通教育
1.1年次からスタートする段階的なキャリア教育により、自らのキャリアについて主体的に考える力を養成
現代の職業人に要求される能力として、自らの将来のキャリア設計を主体的に行なうことができる能力があります。そこで、経営経済学部では、自らのキャリアデザインについて考えるための科目を1~3年次の必修科目として設置し、自分の将来のキャリアについて主体的に考える力を養成します。
2.職業人能力基礎科目により、職業人に不可欠な基礎的な能力を養成
ICT活用能力、外国語能力、基本的な日本語能力と文書作成能力、基礎的な計数能力、コミュニケーション能力は、現代の職業人に不可欠な能力です。そこで、経営経済学部では、職業人能力養成科目群を設け、これらの基本的な能力を養成します。
3.社会理解科目や専門科目での学びを通じて、「公(おおやけ)」を支える精神を養成
経営学・商学・会計学・経済学などの社会科学を学ぶ根底にあるのは、「学問を通じて社会を変革する」という「社会的情熱」であり、「公(おおやけ)」を支える精神です。経営経済学部では、経営学、商学・マーケティング、簿記・会計学、経済学などの社会科学を学ぶことを通じて、学部の教育目標の一つである「公(おおやけ)」を支える精神を養成します。同時に、共通教育科目として、社会理解科目群を設置し、専門的学問にとらわれない幅広い視点から社会について学ぶことを通じて、「公(おおやけ)」を支える精神を養成します。
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)
経営経済学部は、校訓「怒るな働け」の精神に則り、「創造的実学」教育を通じて、「公(おおやけ)」を支える精神を備えた「自立自尊」の職業人の育成を目指しています。この教育目標を踏まえ、経営経済学部では、以下のような人を入学者として積極的に受け入れます。
1.経営学、商学・マーケティング、簿記・会計学、経済学に関する学士レベルの知識と応用力を身につけたい人
経営経済学部では、経営・経済に関する幅広い知識を身につけると同時に、経営学、商学・マーケティング、簿記・会計学、経済学に関する学士レベルの体系的な知識を修得し、それらの知識を現実社会の理解や問題解決のために活かす力を身につけたい人を求めています。
2.「創造的実学」教育により「自立自尊」の職業人を目指したい人
経営経済学部では、「創造的実学」教育を通じて、実学(実社会で必要とされる知識や技能)を身につけ、その知識や技能を使って実社会で自信をもって活躍できる「自立自尊」の人材となることを目指す人を求めています。
3.社会科学の学びを通じて、「公(おおやけ)」を支える精神を身につけたいと考える人
経営経済学部では、経営学、商学・マーケティング、簿記・会計学、経済学などの社会科学を学ぶことを通じて、「学問を通じてより良い社会を実現する」という社会的情熱 ―「公(おおやけ)」を支える精神 ― を身につけたいと考える人を求めています。社会科学を学ぶ根底にあるのは、「学問を通じてより良い社会を実現する」という「社会的情熱」であり、これは本学の校訓である「怒るな働け」にも通ずる精神です。
4.着実で地道な努力をする意欲をもった人
経営経済学部では、高い志をもって着実で地道な努力をする意欲をもった人を求めています。経営学、商学・マーケティング、簿記・会計学、経済学などの社会科学に関する体系的な知識を修得し、「公(おおやけ)」を支える精神を備えた「自立自尊」の職業人としての知識・能力を身につけるためには、高い志と着実で地道な努力の積み重ねが必要だからです。