学生広報部レポート/ハタチそこらの若者がコロナ禍の不安の中キャリアを設計すること
公開日:2020.12.17
学生広報部レポート ハタチそこらの若者がコロナ禍の不安の中キャリアを設計すること・・ ~2020年11月11日に全講義休講の嘉悦大学主催キャリアDayにオンライン参加しました~ キャリアDayとは キャリアDayは、『1・2年次生にとっては、まだ漠然とした将来のキャリアを考える場として、就職を間近に控えた3年次生、就職活動中・活動終了の4年次生にとっては企業・業界をより良く知る機会、そして実際に社会に出てから必要な能力を磨く場としてこのイベントを活用してもらう』ことを目的としています。 毎年11月に行われるこのイベントは、全学生が対象となっているため、通常授業の実施はなく、キャリアに特化した講座やセミナー、企業・業界研究を終日開催されます。そして今年も、11月11日、全学生を対象にキャリア (就職)に特化した講演・講座・セミナー・企業業界研究フェアが終日開催されました。 主な参加した内容 9:00-9:15 キックオフ・ガイダンス 9:30-10:30 [講座]いまさら聞けないインターンシップ・就活の基本 10:45-11:45 [講座]実践ガイダンス 就職ナビサイトの使い方+企業の探し方 ~お昼休憩~ 12:30-13:15 A社 業種:商社 13:30-14:15 B社 業種:ホテル 14:30-15:15 C社 業種:不動産・住宅 15:30-16:15 D社 業種:人材紹介・人材派遣 ※全12社より4社を選択 参加後の感想 正直に言うと・・大手の有名企業は数少なく、8割は知らない企業名、興味の湧かない企業ばかりで朝早くからスーツを着て、就活用のメイクをして望むのがちょっと憂鬱でした・・。でも、4つのタイムテーブルを周るとどれも興味がわき、中でも1つとても興味を持った企業がありました。名前も知らない、今までそんな業界があるとも知らず、正直聞く前は興味もなかった中、商社・営業というワードだけで参加しましたが、私、商社のA社さんにはかなり惹かれました。 この会社は技工所と歯医者さんを繋げることをお仕事にしています。170以上の技工所と関わりがあって歯医者さんに様々な提案が出来るのがそこの会社にしかできない強み。その歯医者さんにあった技工所を提案することで、入れ歯などを必要としている患者様により良い商品を提供することができるので、技工所・歯医者さん・そして患者さん、その3者を笑顔にすることが出来る仕事がとても素敵だなと私は感じました。 高校生のみなさまへ これから大学を選ぶのに、この歳で将来働く企業なんて決められないと思います。今年3年生の私も数年前は思っていました。いや正直、就活している今でも思っています。しかも新型コロナウイルス感染拡大により就活の様式が大きく変わったそうです。そんなことを聞いたらさらに不安でいっぱいになってしまいます。 ですが就活を始めて、今まで知らなかった様々な企業を知ることができました。今回のキャリアDayもそうです。就活は自分の知らない世界が広がります。新型コロナウイルスの影響で対面が難しくなった今、オンラインによる企業説明が主流になり、全国各地の学生がオンラインで参加しています。一緒にグループワークなどをすることにより、今までの就活では会えなかっただろうと思われる企業の方や学生とお話しする機会ができました。実際受けたインターンシップでは企業の方では「幕張の本社から」「北九州の支社から」配信している方、学生では京都・岩手・岐阜の学生と同じグループでワークをしたこともあります。 今までの就活なら自分の行動力と時間とお金がかかりますが、コロナ禍でのオンライン開催により自宅に居ながら全国各地の人とお話ができます。それは今を生きる私達にしか経験できないことです。つまり自分で自分の可能性の世界を広げていくことが出来る、だから「就活」って言葉より「キャリアを設計する」方が自分の人生を豊かにしてくれると私は感じています。 確かに大学選び・企業選びは重要だとは思います。しかし私は「大学で何したいのか」「大学で自分のしたいことができたのか」「この企業に入ったら自分のしたいことが出来るのか」のほうが重要な気がします。私は嘉悦大学へ進学し自分がやりたかったことの8割はできています。自分がやりたいことを叶えたいのならば嘉悦大学に進学することをおすすめします。残りの2割は「卒業までの1年と少しの自分の可能性」として・・。 長く熱苦しい文になってしまいましたが、このキャリアDayで私の可能性の世界を広げることができたと思ったのでした。文責:学生広報部 松本菜々(嘉悦大学 ビジネス創造学部3年)