研究会一覧コミュニティ・マーケティング
木幡 敬史 教授
マーケティング
被災地復興
店舗運営
教員の専門分野/教育政策、評価情報デザイン
あらゆるコミュニティ(地域、店舗、学校など)を対象に、課題の解決に挑みます。「被災地復興」「売れる売り場提案」「人が集まる仕掛けづくり」など、さまざまなプロジェクトが進行中です
楽しいと思えるところから本当の学びが始まります。「売ることが楽しい」と感じられるためには、たくさんの工夫や知恵が必要です。社会の多くのオトナたちはこうした努力を続けていることに気づいてもらいたいと思います。研究会では、さまざまな業種・業態の店頭づくりにチャレンジします。チームとして具体的な成果を上げるために個人がすべきことは何か、という点に着目して、気づき・考え・行動することを期待しています。実際に売ることに興味がある学生はぜひ仲間になってください。
学生が取り組む予定のテーマは以下のものです。
・岩手県山田町「つながるプロジェクト」(主に3・4年生)
東日本大震災以降、被災地には多くの支援が寄せられ、復興に向かってきました。今後、被災地は復興から発展を目指す節目を迎えています。人口減少や産業の発展を目指し、産品企画とPR、観光企画、来訪者の増加と将来的な移住の構想など、町が取組むべきテーマがあります。実は日本全国の地方では同様な課題を抱えています。具体的なフィールドは岩手県山田町です。山田町での取り組みが今後の日本の一つの成長モデルとなることを目指します。
・ファミリーマートでのインストア・マーチャンダイジング実践(主に2年生)
店頭の作り方、売り場の作り方で、売上は変わってしまいます。お客様に何をどう伝えるか、売れる売り場は何が違うのか?こんな疑問を解決するために「インストア・マーチャンダイジング」を学びます。1年間を通して、業界や商品の勉強→顧客調査→POP作成→店頭→売上検証というサイクルを実践的に回します。
これまで、花王株式会社や株式会社島忠様にご協力頂き、「Essentialをどうやって大学生に売るか」(2017年)「拡大する猫市場に向けてキャットフードの売上を伸ばせ!」「中高年向けのヘアケア製品を売る」「中高年向けのオーラルケア製品を売る」(2018年)というテーマにチャレンジしてきました。
・嘉悦大学公式グッズプロデュース(主に2年生)
2022年度は木幡ゼミの学生が中心となって、嘉悦大学公式グッズの企画・制作・販売を行いました。
具体的には、「怒るな働けTシャツ」「嘉悦大学応援タオル」「トートバッグ」その他文房具など、学生のアイディアを形にして販売します。2023年度の第2弾をプロデュースするメンバーを募集します。
・嘉悦ガチャ(主に2年生)
木幡ゼミ伝統の「嘉悦ガチャ」を企画・制作・販売します。
とにかくアイディア勝負ですので、自由で楽しくなる発想が求められます。
【自己紹介】私の研究会では「面白くて、人の役に立つことをやりたい」という人を募集します。上記の大きなテーマをもとに、それぞれの学生がチームを組んでリサーチ・企画・実践を行います。ゼミの学びを一生懸命やれば、就職活動の「ガクチカ」に困るということは無いでしょう。なお、研究会Aはこのページの内容に取り組みますが、さらに学びを深めたい学生は内海先生との研究会Bも履修可能です。
嘉悦大学オリジナルグッズをプロデュースしました
商品を企画するなどの実践的な学びの中で、顧客の立場になって考えることができました。商品の発注や価格設定などを行った際は、顧客の動きを予想することの難しさや、顧客の目線に立った商品開発や陳列の大切さを学びました。普段気にしていなかったスーパーの商品や街中の広告も目にとまるように、この経験から、企画を考える仕事に興味が出てきました。(2021年入学生)