研究会一覧会計学研究
飯野 幸江 教授
会計・ファイナンス
経営
統計・分析
教員の専門分野/会計学
財務諸表(損益計算書、キャッシュフロー計算書など)には、経営上の問題点が潜んでいます。それを発見して変革を行うなど、企業の「経営状態を読み取る力」を養います
会計学は積み重ねが重要な学問であるため、コツコツと真面目に努力できる学生に履修してもらいたいと考えています。研究会の学びを通じて、物事に継続して取り組んでいけば、何らかの成果が得られることを体得してもらいたいし、そのような経験を得られるような研究会にしたいです。インターネットの普及に伴い、多くの情報が簡単に入手できるようになりました。会計情報も同様です。入手した会計情報を正しく読み取り、それを有効に活用できるような教育を目指します。
・2年次
会計学研究の第1歩として、会計学の基本的な文献を輪読します。これによって会計学の基本的な考え方(基本理論)と基礎知識を身に付けてもらいます。
・3年次
会計学への理解を深めるために、研究生それぞれに特定の企業の財務諸表を選んでもらい、その内容を検討していきます。これによって財務諸表から企業の経営状態を読み取る力を養うとともに、実在する企業の財務諸表に触れることで、「活きた会計学」を学んでいきます。
・4年次
4年間の学生生活の集大成として卒業論文の執筆に取り組んでもらいます。卒業論文は4年間の学びを具現化したものです。卒業する時に、「このテーマに関する知識だけは誰にも負けない」と胸を張って言えるようなものを作り上げていきます。
【自己紹介】武蔵野市に生まれ、西東京市(旧保谷市)で育ちました。北海道の短大で教えていた10年間を除き、ずっと西東京市に住み続けています。そのため田無駅やひばりヶ丘駅周辺で学生にしばしば目撃されているようですが、その際には遠くから見ていないで声をかけてくれると嬉しいです。
大学2年の時に会計学のゼミナールに所属してから、会計学一筋で研究してきました。専門は日本会計史で、江戸時代からの三井の会計を中心に、古文書と格闘しながら研究しています。会計情報を見て分析するのが大好きで、この面白さを多くの皆さんに伝えていきたいと思っています。