辰巳研究会と岡本研究会の学生が2024年度地域連携スチューデントアワードに参加し審査員特別賞を受賞しました

2024年12月11日(水)、経営経済学部 辰巳研究会および岡本研究会の学生が「2024年度地域連携スチューデントアワード」(主催:西武信用金庫 共催:Open Patent Innovation Consortium Consortium)最終発表会に参加しました。今回の最終発表会参加は6大学14チームでした。

地域連携スチューデントアワードは、地域企業の持つ商材やサービスに対しアイデアを学生から募集し産官学金(産業界、官公庁、大学、金融機関)の地域支援機関が連携しながらブラッシュアップすることで、これまでの市場にない斬新な商品アイデアの創出と中小企業がアイデアを商品化することを狙いとする取り組みです。

7月のキックオフから12月の最終発表に至るまで、ご協力いただいた企業には実際に訪問し商材やサービスに関する詳しい説明と学生のアイデアについてもコメントをいただきました。また、関連する自治体、様々な先生方から、学生のアイデアに対するブラッシュアップや数多くのアドバイスを頂戴してきました。

本学から参加した「Kae2 Yolniマッピングチーム」はYolni株式会社様の防犯アクセサリー「Yolni(ヨルニ)」について、ユーザからのデータ共有以外に、不審者情報センターなどからの情報を地図上にマッピングし、通勤・通学ルート付近の危険を回避する安全なルートを提案することで、「危険を未然に防ぐYolniマッピング機能+」を提案しました。

「レスキューステッカーズ」は株式会社コスモテック様の「水を使わない感圧型の肌に貼れる転写シール」について、避難者の状況(聞き取り・発話が困難、その他障害、アレルギー、日本語が話せないなど)が一目で分かり、的確なサポートを可能にする「避難所向け転写シール」を提案しました。

「トングカバーコレクションズ」は株式会社NIYAGO様の、「履き心地とファッション性に優れたサンダル用トングカバー」について、コレクションアイテムとして、トングカバーを1つのシリーズで複数用意し、図鑑などとして収集できる知育アイテムを提案しました。

全チームの発表後、審査員によって最優秀賞と優秀賞、審査員特別賞が選定されました。「レスキューステッカーズ」は審査員特別賞を受賞し、西武信用金庫理事長の髙橋一朗様より賞状が授与されました。
メンバーと切磋琢磨してアイデアを形にしていく過程は、参加した学生にとって貴重な経験となりました。

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