基礎ゼミナールで東村山税務署による特別講義を行いました
公開日:2024.12.02
11月28日(木)、1年生の必修科目である基礎ゼミナールの木曜日クラスで、東京国税局東村山税務署による特別講義「国税滞納整理と巷で噂の『103万円の壁』のお話」を実施しました。
東村山税務署は嘉悦大学のある小平市のお隣の東村山市に位置しており、同じ西武新宿線沿線にある身近な税務署です。
講義では、東村山税務署長の小林正彦様自らが、国税庁の取り組みや滞納整理の現状及び取り組み、給料と税金について、103万円の壁といった内容についてお話しくださいました。
途中で税に関するクイズもはさんでいただき、ただ話を聞くだけではない、工夫を凝らした講義でした。
学生からは「103万円の壁について知ることができて良かった」といった感想も聞かれ、興味深く授業を受けている様子が見られました。
最後に確定申告時期の東村山税務署での短期アルバイトについてもご紹介いただきました。
この特別講義は学生にとって税の知識を身につける良い機会になったのではないでしょうか。
【経営経済学部長 飯野幸江教授のコメント】
学生にとって身近なものでもある「税金」について知ってもらうのがこの特別講義の狙いです。
昨今ニュースなどで「103万円の壁」が話題になっていますが、なぜ103万円以内におさまるように働かなければならないのか、その理由を知らない学生も多いのです。
アルバイトをしていても自分が税金を納めているという感覚がない、103万円以内であれば税金が戻ってくる「還付」についての知識がないなど、税金は本当は生活の中で身近なもののはずで、メリットもあるはずなのに、あまりにも学生たちに知られていないという現状があります。そこで、税金についての正しい知識を大学1年生のうちからもってほしいと考え、この特別講義を企画しました。
※基礎ゼミナールとは
嘉悦大学経営経済学部で1年生全員が履修する講義。少人数制で行う「参加型・体験型授業」を通して、大学生活のベースになる自主性や協調性を養成。将来、社会人として求められるコミュニケーション力や問題解決力を育みます。