公開日：2024.09.12

嘉悦大学では2年生から「研究会」に所属することになります。なかには外部の企業や施設と関わる研究会もあり、学生であっても失礼な態度は許されません。
そのため外部と関わっていく研究会に所属する学生は、2年生になる直前でコミュニケーショントレーニングを行います。2024年は3月22日（金）から24日（日）の3日間にかけて行われました。

今回はこのコミュニケーショントレーニングの3日目に潜入取材しました。というのもこれまで2日間で行っていたコミュニケーショントレーニングですが、なんと今年度は3日間に拡大し、3日目にはオープンキャンパスに来校していた高校生も参加して行われたようです！ということで、今回はオープンキャンパスのイベントとしてコミュニケーショントレーニングの取材を行ってきました！（オープンキャンパスでは「研究会体験」というイベントとして、コミュニケーショントレーニングのワークが高校生向けに用意されていました）

嘉悦大学の新しい取り組みと参加した高校生の反応を、学生広報部3年横山がレポートしたいと思います。

コミュニケーショントレーニングについて

まず、オープンキャンパスのイベントの説明前に、コミュニケーショントレーニングについて簡単に紹介します。

嘉悦大学には「研究会A」と「研究会B」があります。基本的に学生は「研究会A」に所属し、自身が学びたい専門的な内容について知識を深めていきます。「研究会B」は選択制で、外部の企業や団体と連携して研究・活動を行います。この「研究会B」は全学生が必ず所属するものではないため、所属する学生のみを対象にコミュニケーショントレーニングが行われます。

コミュニケーショントレーニングの内容については、相手の話を聞く際の態度や言葉遣いなどの話し方について座学で知識を入れたのちに、実践形式で学生同士でのグループワークや教員の話を聞く傾聴の練習を行います。コミュニケーションに関する知識以外にも、社会人と接する際に注意しなければならない点について説明される、普段の授業よりもさらに緊張感のあるトレーニングです。

このコミュニケーショントレーニングを22日、23日に行った後、今回は3日目となる24日にオープンキャンパスに来校していた高校生に学生のグループに参加してもらい、高校生が大学の学びを直に体験できるよう「研究会体験」ワークが行われました。

3月24日(日)のオープンキャンパスイベント「研究会体験」

2024年3月24日（日）に行われたオープンキャンパスの内容については、オープンキャンパスイベント「87cafe」取材記事で紹介しています。
学生広報部レポート／嘉悦のことは学生に聞けばわかる！？オープンキャンパスイベント「87cafe」｜嘉悦大学 (kaetsu.ac.jp)

研究会体験の内容は、嘉悦の「研究会B」所属予定の1年生と高校生がグループになり、「口達者選手権」というゲームを行うというものでした。
「口達者選手権」とはグループの代表者だけが一枚の絵を見て、書いてあった内容を覚えてもらい、その絵がどんなものだったかを言葉だけでグループメンバーに伝えるというものです。各グループで代表者の言葉を頼りに絵を書いていき、最終的にお題の絵に一番近かったグループが優勝になります。

24日は8グループに分かれ、各グループに1人以上高校生が入る形で行われました。「口達者選手権」は言葉の指示のみ可の前半戦と、言葉に加えて身振り手振りを使った指示ができる後半戦に分かれて絵を描いていきました。
お題の絵が学生の予想よりも難しいものだったため、前半戦はどのグループも苦戦をしていました。後半戦になると代表者がもう一人増え、身振り手振りを使って絵描きを進めていきます。

後半戦が終わると各グループの絵を前に貼り出し、嘉悦大学の内海先生が面白おかしく採点を行っていき、在学生・高校生全員が楽しく講評を聞いていました。

嘉悦学生の学び×高校生の体験

今回は3月24日（日）に行われたオープンキャンパスイベント「研究会体験」について取材を行いました。
このイベントは嘉悦大学で初ということでしたが、「研究会B」に所属する学生たちがコミュニケーショントレーニングで学んだ内容を実践するという狙いと、高校生の大学のワークを体験したいという思いがうまく重なったイベントでした。
「口達者選手権」は言葉のみで物事を伝える難しさを体験することで、コミュニケーションにおける非言語の重要性を理解してもらうワークでしたが、実際に嘉悦の学生も高校生も、一緒に楽しみながら非言語の重要性を理解していた様子。今後も嘉悦学生・高校生どちらも学びを得られるイベントが開かれると良いですね！

文責：学生広報部　横山飛雄（経営経済学部3年）

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