学生広報部レポート/わくわく!先生にインタビュー!~10の質問を添えて~④内海健宏先生

こんにちは!学生広報部の影山です!

嘉悦大学では、学生と教員のコミュニケーションを築く場が広がっています。この雰囲気をより深く感じていただくため、先生方に「10の質問」で心の中を明かしていただく特別なインタビューをお届けします!
今回ご紹介するのは、マーケティングを担当されている内海先生!内海先生は企業で営業や商品企画を20年もされていたそうです!今では嘉悦大学でマーケティングや販売管理論、キャリア教育までも教えている多才な方です。学生とも距離が近く、今回の取材も快く承諾して頂けました!
内海先生に今日は色々なことをとことん聞きたいと思います!

内海 健宏(うつみ たけひろ)
大手人材サービス企業にて、HRメディア商品企画・斡旋商品企画ハイプロフェッショナル、HRメディア運用企画マネジャーを担当。これまでのキャリアを活かし、マーケティング論や流通論の教鞭をとりつつ、インターンシップやキャリア教育にも幅広い見識とネットワークを発揮。学生にじっくりと向き合い、対話し、学生自身が本気で描くキャリアデザインをサポート。

質問1

はじめに先生の専門分野を教えてください。

内海先生:前職で人材採用メディアのサービス開発や運営の経験があり、実務家教員として「マーケティング」分野を担当しています。また20年間さまざまな企業の人事課題や転職者の不安に触れてきたので、「キャリアデザイン」として就活に向けたノウハウと未来への準備を学生の皆さんへお伝えしています。

影山:普段からキャリア教育に力を入れているところをお見かけするのですが、就活のどの部分に力を入れて教育されているのですか?例えばES(エントリーシート)や筆記試験などあると思うのですが。

内海先生:新卒で入社する会社は自分が納得した所に就職してもらえるような教育に力を入れています。これからは人生100年時代なのでキャリアを変えながら生きないといけないから、先生や親ではなく自分で選ぶ力をつけてほしいです。

質問2

先生の担当講義と、もしあればやってみたい講義はありますか?

内海先生:研究会以外では、マーケティング初級、販売管理論、インターンシップ1・2、基礎ゼミなどです。研究会は所属の60人全員で一つのテーマに取り組んでおり、私が想像する以上の貴重な体験や社会的意義が生まれています。

影山:私も内海先生の研究会に所属していますけど、実際に社会人の方と打ち合わせをしてイベントを実施するなどやりがいはかなりありますね!

内海先生:ありがとう(笑) そう言ってもらえると嬉しいです。
あとは、やってみたい講義としては、基本的なプロジェクトマネジメントです。プロジェクトマネジメントは実は歴史や手法、さらにWEBのプラットフォームを活用した最新の管理手法まで、座学で学ぶこともたくさんあります。

影山:プロジェクトマネジメントはなぜ行いたいのですか?

内海先生:2つ理由があって1つ目は人間しかできない仕事だからというのがあります。今後AIがさらに発展していっても人間はAIの言葉では動かないと思うからです。2つ目は自分自身もみんなに教えることでさらに深く理解できると思うからです。

影山:確かにAIに言われても動く気がしないですね。内海先生みたいな熱意をもって語ってくれたらモチベーションが上がる気がします!

質問3

専門の経営、経済系の分野に進んだきっかけはありますか?

内海先生: 実務では人材採用・キャリアの分野が長いのですが、これは完全な偶然です。学生時代から広告制作をやりたくて就活をしていた際に、前職の人材採用企業の面接でクリエイター採用のOKをもらい即承諾してもらえました。

影山:その企業ではどのような事をしていらっしゃったのですか?

内海先生:入社すると一番避けていた法人営業部に配属されました(笑)。最初はすぐ辞めようと思ったのですが、大きな商売が決まったり、難しいお客様に認めてもらったりすると、飽きるどころか沼にはまってしまいました。

影山:なるほど、なるほど。

内海先生:その後も営業を7年続け、そのあと商品企画や編集、営業企画などバックオフィスの仕事に異動して、またも人材畑。そんなキャリアだから、みなさんが学生の今のうちに、ヒトや組織のリアルをたくさん伝えたいですね。

影山:ヒトや組織のリアルってどういうことですか?

内海先生:実際の会社の中って、商売ってこうなんだよ、など空気感をそのまま伝えたいですね!

質問4

子供のころの夢はなんですか?

内海先生:ないんですよね、どうなりたいとかは本当になかったです。

影山:そうなんですね。ちなみに大学はどのように選ばれたのですか?

内海先生:生まれが田舎の方だったので東京がきらびやかに見えていました。なので東京の大学に行こうと考えて、あと当時ファンだった女優さんと接点があるかもしれない、という大学がいいな、という浅はかな志望理由ですね。ごめんなさい。

影山:なかなかに野望のある志望理由ですね。アメリカンドリームみたいな!

内海先生:無理ゲーだったけどね(笑)

質問5

これだけは負けないっていう自分の特技や特徴はありますか?

内海先生:ストレスをためない事!

影山:ストレス対策の方法を色々思いつくってことですか?

内海先生:そうですね。前向き思考ってことでもあるかな。

影山:ポジティブなんですか?

内海先生:ポジティブというよりかは退路を断つ思考のほうがあっているかな。

質問6

最近ハマっていることはありますか?

内海先生:ゲームかな。最近はアバターっていうゲームにハマってますね。

影山:アバターって映画じゃないんですか?

内海先生:そうそう、それのゲームバージョンかな。画質もきれいだし面白いからぜひやってみてね(笑)

影山:家に帰ったら調べてみますね!

質問7

学生時代に頑張ったこととか、自慢したいことはありますか?

内海先生:実は絵を描くことが趣味で、そこからライブハウスのチラシの絵を描く仕事を頂けたり、それを機に交流を深めたりなど絵をものすごく頑張っていましたし、そこから多くの事を得られました。

影山:絵の仕事はどうやって売り込んでいったんですか?

内海先生:母校ではそういった作品の展覧会が開かれていて、偶然そこにいた人からお仕事をもらえたという感じですね。あと、通っていたライブハウスで知り合ったバンドからの依頼も多かったです。

影山:すごいですね!今でいうとフリーランスの絵師といったところですね。

内海先生:そうですね。それから作品集を就職活動の面接で説明して内定も頂けたね。武器になりました。

影山:羨ましいですね(笑)

質問8

学生時代の失敗はありますか?

内海先生:学生時代に色々な出会いがあって誘われる事もあったんだけど、そこからの教訓として基本的にはそういうのには行った方がよかったなと今になって思いますね。 今思うと留学とか行けばよかったな。

影山: 確かに毎年成人式に行かなくて後悔している人の声とかよく聞きますもんね。

内海先生:そうそう。お金がないからとか時間がないからっていう理由を付けて行かないのはもったいなかったなって思います。

質問9

学生時代に戻ったらやりたいことはなんですか?

内海先生:それはもうITだね!プログラミングをごりごりにやりたい!

影山:内海先生は就活でもITを推してますもんね。

内海先生:そうそう。プログラミングとかは将来必須のビジネススキルになると思うからね。

質問10

今学生たちにむけて送りたいメッセージはありますか?

内海先生:「めんどくさいはもったいない」かな。クランボルツ先生という方が、オープンマインドでいると想像を超えたチャンスを引き寄せることができる、とおっしゃっていて、自分も周りもまさにそう。積極的な自己開示や人への興味関心を持とう、とも言えるかも。みんなには、めんどくさがらずに他者とたくさん関わってほしい。意外な未来があるかもしれないよ。

影山:僕自身も食事会などを断ってしまうことがたびたびあるので見習わなければ。。。

最後に内海先生がこの大学で達成したいと思う目標を教えてください。

内海先生:卒業して何年、何十年経った時に、いい学生時代だったなという経験をみんなにしてもらう事ですね。先生たちはこの大学に長くいるけど、学生は短い時間しか在籍してないわけだから、先生側が次にうまくやれればいいや、は許されないと思っています。その瞬間瞬間で、学生たちが一生懸命になれる経験を、なんとか作ってあげたいです。

影山:僕も内海研究会のおかげでそういった経験を増やすことが出来ているので感謝しきれません!

内海先生:いえいえ、そういう経験が出来る学生を増やしたいですね。

インタビューを終えて

今回、内海先生に関するインタビューをさせていただきました。実際にお話を伺ってみて、内海先生は学生のキャリアについて深く考えている先生なのだなと感じました。人材採用の豊富な経験を生かし、学生たちが自分でキャリアを選ぶ力を育てることに注力しており、授業や研究会を通じて、学生たちに実務経験を提供しヒトや組織のリアルを伝えています。もしもキャリアで悩んでいる方はぜひ、内海先生の授業を取ってみるのはいかがでしょうか? 最後まで読んで頂きありがとうございました。次回のインタビュー記事もお楽しみに。

文責:学生広報部 影山 愛斗(経営経済学部2年)

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