学生広報部レポート/部活動・同好会紹介レポート第9弾~テニス好きが集まる週1回の楽しみ!硬式テニス部編~

皆さんこんにちは!学生広報部4年の小平です。部活動・同好会紹介レポート第9弾です!1年生の時から取材し、執筆してきた記事も今回で最後だと思うとなんだか感慨深いですね。そんな私が執筆する最後の部活動・同好会紹介レポートでは、硬式テニス部の活動を体験取材して参りました!学外で活動しており、学内からではあまり活動のイメージが無い硬式テニス部が実際にどんな活動を行っているのか、全くテニスをしたことがない初心者でも上手にできるのかなど、ぜひ最後まで見て頂けると嬉しいです!

活動体験

テニス部は、田無にある「田無ユーナンスポーツプラザ」という施設で活動しているということで4限終わりに大学から現地へ向かいました。最寄りの田無駅は花小金井駅から1駅で、施設は駅から徒歩10分程度の場所にあり、大学からおおよそ30分ほどで施設に着くことができました。学外と言ってもそこまで負担ではないように思いました。

田無ユーナンスポーツプラザのコート

活動が始まると、まず部長の阿部さんからテニスラケットの握り方から教えて頂きました。フォアハンド(利き手側)とバックハンド(逆手側)でラケットの握り方が違うことが、まず驚きでした。

その後、ショートラリーという簡単なラリーで、その握り方を実践しながらボールを打ち返す練習をし、ロングラリーに移行しました。ショートラリーでは、軽くボールに触れるように返せば上手くいきましたが、距離が長くなると遠くに飛ばさなきゃと意識してしまい、ボールが明後日の方向に…。それでもラリーを続けているうちにそれっぽいラリーができるようになりました。教え方がとても上手でした!

サーブを教わる様子
サーブを打てるようになる小平

そしてサーブ練習を教えていただき、簡単なゲーム形式に少しだけ混ぜて頂きました。先ほどまでとのラリーとは異なり、山なりのような球ではなく、サーブが直線的にこちらに向かってくるので、初心者があれを跳ね返すのはきっと困難。いや、絶対に困難(笑)。

ゲーム形式の様子

部長インタビュー

硬式テニス部の部長である3年生の阿部泰知さんにお話を伺ってきました!

インタビュー

阿部 泰知(あべ たいち)
経営経済学部3年生

阿部:体験していただいたように、基本的に最初はアップも兼ねてショートラリーをやります。そこで段々慣れてきたらコート全面を使用したロングラリーに移行しています。いつもこのロングラリーの時間が一番長いです。あとはサーブ練習を試合の前に挟んでゲーム形式の練習をするというのがいつもの流れです。たまに基礎練習をしたいなって時は、よくある球出しをして基礎練習をしたりします。

小平:合宿があると聞きましたが、どのような合宿ですか?

阿部:毎年9月の頭に鬼怒川温泉の方で1泊2日の合宿を行っています。初日の午後にがっつりテニスをして、夜は皆で宿の食事だったり、自由時間を過ごしています。翌日はチェックアウトや帰りのことなどがあるのでテニスはできませんが、各々自由に観光して帰っています。全員参加という訳ではなくて、希望者だけが参加する形で毎年4~6名が参加しています。顧問の井上先生が研究会の合宿も兼ねて同行しているので、試合形式ができないとかはないです。

小平:どのくらい参加費がかかりますか?

阿部:大体交通費(公共交通機関)で1万円、宿泊代で1万円弱くらいが最低限必要な金額ですね。その中でも部費から1人当たり5千円は補助が出ます。あとは現地で使う人がもうちょっとお金がかかるという感じです。なので、現地で楽しむ分も含めても2万円くらいあればいいのかな。と思います。ただ、部員の中に車を出せる人がいて一緒に高速代やガソリン代を割り勘すればもっと交通費は抑えられると思いますし、そうやって何名かで車に乗って行く人が多いと思います。

部で所有している備品はどのくらいありますか?

阿部:ボールはたくさんあります。ただ、貸し出せるようなラケットなどの備品というのは部としては持っていないです。部員の使わなくなったラケットを貸出用に持ってきてもらったりして、初心者の人には対応しています。ずっと貸し出すことはできないですけど、活動を楽しく思ってもらえたら自分のものを買ってもらう感じになります。初心者ではなくてもガットが切れてしまった際には、貸しあって活動しています。

部で設けているルールはありますか?

阿部:基本的に代表から活動に参加するかの連絡をしたときなどに、できるだけ返答してもらうよう伝えています。出欠の返事をしてね。というのがルールです。

どんな人が所属をしていてどんな雰囲気ですか?

阿部:今部員が8名いて、完全にテニスをやったことがないという初心者が1人いて、他は中高時代に軟式テニスしか部活動がなかったという人が多いので、軟式出身の硬式初心者が大半です。なので、部活という名前ですけど、部活みたいに練習をするというよりは、テニスを楽しむという感じで、みんな活動していると思います。

大会などはありますか?

阿部:個人的にはあまり出なくていいかなと思っています。というのも、やっぱり入ってくる人のレベルや求めているものを見ていくと、試合に出場したいというよりは、テニスを楽しみたいという人が多いかなと感じているので、現時点で大会などは考えていないです。

阿部さんが入部したきっかけを教えてください!

阿部:もともと高校でテニスをやっていたのはもちろんですけど、コロナ禍で高校の時に全く活動できない期間があったので、せっかく高校でテニスを始めたのにここで終わらせちゃうのはもったいないな。というのが1つ。あと、テニス部に入る前にゲーム同好会に所属した際に、自己紹介でテニスをやっていたという話をしたら、ゲーム同好会とテニス部の掛け持ちをしていた先輩からやってみない?と誘っていただいたのもきっかけになりました。

硬式テニス部での楽しさややりがいを教えてください

阿部:自分がテニスをしたいという動機でテニス部に入っているので、テニスができること自体が楽しいことだしやりがいですね。実際に硬式テニス部には、テニスを楽しくできる環境があって、楽しいからそこに毎回行っているという感覚なんですよね。

最後にこの記事を読んでいる人に一言お願いします!

阿部:部の雰囲気がテニスを楽しみたいというものが強く、どちらかというと試合に出たいという訳ではないので、試合に出たいという人はあまり向いてないかもしれないけど、「テニスをしたい!」っていう漠然とした想いがある人は、結構お勧めできます。もちろん「やってみたい!」という気持ちでも全然来てもらっていいので、体験というかそれくらい軽い気持ちで来てください!テニスがやりたいなって思っている人であれば大歓迎ですので、皆様の入部をお待ちしています!

硬式テニス部の取材を終えて

今回、硬式テニス部の取材をして、テニスが想像以上に難しいスポーツであることを実感しました。たった1回の体験でもニュースなどで見る試合の凄さを痛感することができます。それでも、できないことができるようになる楽しさを優しく教えてもらいながら、できるのは、楽しさ重視の嘉悦大学硬式テニス部の雰囲気がもたらす魅力なのかなと感じました。実際、テニスなんてしたことがなくてボールを打てばどこかに飛んで行ってしまう自分のような初心者でも楽しむことができたのは、そんな部員の皆さんの様子を間近で見せてくださっていたからだと思います。

経験者の方々が楽しいのは、見学をしてもちろん伝わりましたが、私のような初心者が飛び込んでも楽しい。そんな硬式テニス部で経験者初心者関係なくテニスを楽しんでみませんか?


硬式テニス部
部員  :8名
代表  :阿部 泰知(あべ たいち)
活動日 :毎週水曜 17時~
活動場所:田無ユーナンスポーツプラザ

文責:学生広報部 小平奏(経営経済学部4年)

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