学生広報部レポート/今年の1年生は研究会をどうやって選んだ?
公開日:2025.03.14
嘉悦大学では、2年生から研究会(ゼミ)に所属することになっており、1年生の年末・年始は「どの研究会に所属するか」を考える重要な時期です。所属する研究会を選ぶ上で、学内イベント「研究会選択フォーラム」や先輩の話などから情報を集め、自分のやりたいことと照らし合わせて考えています。
そんな、今後3年間の学びを左右する重要な選択を終えた1年生に、「研究会の選び方」や「研究会の学びに期待していること」を学生広報部3年の横山が取材してきました。
嘉悦大学の研究会選択
前述したとおり、嘉悦大学には研究会を選択するためのイベント「研究会選択フォーラム」があります。このイベントは1年生の参加が必須となっており、各研究会は研究内容について1年生に説明を行います。1年生は事前に興味のある研究会を3つ選び、イベント当日に説明を受けます。研究会選択フォーラムは、研究会の研究内容の他にそれぞれの雰囲気などを知ることができる重要なイベントです。
研究会選択フォーラムに参加した後、1年生は各々第一希望の研究会に志望理由書を提出します。その後研究会の選考が行われ、配属結果が発表されると無事に来年度からの研究会が決定します。(募集は1次募集から3次募集まであり、定員を超えると選考が行われ、配属されなかった学生は2次、3次の募集を受けます)
様々な理由で研究会選択が行われますが、今年の1年生はどのように決めたのでしょうか。(ちなみに私が1年生の時、どのように研究会を決めたのか知りたい方はこちらの記事をチェック!
ゲーム同好会で仲の良い1年生に聞いてみましょう!
研究会選択、1年生はどう決めた?
横山:というわけで、今年の1年生がどんな風に研究会を決めたのか、お二人に聞きたいと思います!加藤君、高久君、よろしくお願いします!
加藤:よろしくお願いします。
高久:よろしくお願いします。
横山:さっそく、二人がどの研究会に所属するのか、なぜそこを選んだのか教えてください!

加藤君の場合
加藤:はい、僕は岩月研究会を選びました。僕が研究会を選ぶときに、「学外で積極的に活動できるか」を大切にしていました。マーケティングについて学びたいと思って嘉悦大学に入学したので、せっかくなら学内だけではなく学外での活動、そして企業の方と連携して活動をしたいと思って研究会を選んでいました。
横山:なるほど。確かに嘉悦大学には「産官学連携(大学・企業・地域自治体間が連携をし、新たな発想で地域活性化等を行う)」に取り組んでいる研究会がいくつもあるからね。
加藤:それに加えて、僕自身が地域について調べることが好きだったので、「地域活性化」を研究している岩月先生の研究会に所属したいと思って選びました。
横山:地域について調べるっていうのは?
加藤:中学校の時、地理の授業が結構好きで。「この地域は何が有名なのか、どうしてこれが有名になったのか」っていうのを調べて紐解いていくのが面白かったんです。岩月研究会で地域活性化を考えることも、僕がしていた地域を紐解いていくこと共通していたので、この研究会で学びたいと思いました。
横山:その地域がどういう理由で今の特産品があるのかなどを、歴史や気候と照らし合わせて考えてたんだね。確かに加藤君のやりたいことが岩月研究会でできそうだね!(岩月研究会の詳しい活動はこちらの記事をご覧ください!)

高久君の場合
高久:僕は内海研究会を選びました。僕も学外活動を通して実践的にマーケティングを学びたいと思っていたので、産官学連携に取り組んでいる研究会を選んで研究会選択フォーラムで説明を受けに行きました。研究会選択フォーラムの時点では、第一希望は内海研究会ではなく木幡研究会だったんですよ。
横山:最終的に第一希望とは違う研究会に決めたんだね。
高久:はい、研究会選択フォーラムで木幡研究会、内海研究会の順で説明を受けに行ったんですが、説明を受けているうちに内海研究会の活動の方が、僕の学びたいことだと思ったんです。木幡研究会の学生主体で地域活性化に取り組む活動も魅力的だったのですが、内海研究会はゲームを使ったイベントを東京タワー内や高齢者の交流・活動施設等で行っていて、その活動内容の斬新さにすごい惹かれました。研究会選択フォーラムの説明を聞いて、eスポーツという他では扱えないテーマでイベントの運営を行っていく点で企画力・発想力が、グループワークや外部の方との関わりを通してコミュニケーション力を鍛えることができると思いました。グループリーダーになることができれば管理職としてイベント全体のマネジメントを経験することができるので、最終的には内海研究会を選びました。
横山:嘉悦最大規模の研究会での活動は、確かに面白そうだよね。活動内容も得られるスキルも、ガクチカ(学生時代に力をいれていたこと)になりそう!(内海研究会の詳しい活動はこちらの記事をご覧ください!)

研究会で楽しみな事
横山:二人がどんなふうに研究会を選んだのか教えてもらったんだけど、研究会に入った後はどんなことが楽しみで、活動内容から何のスキルを身に付けたいと思っている?
加藤:僕は地域活性化を通した店舗運営が楽しみです。店舗運営の経験と同時に、グループ活動を通してコミュニケーションスキルや企画段階での物の売り方を学んでいきたいと思います。
高久:僕は内海研究会でイベント運営の経験もそうですが、イベント案などのアイデアを積極的に出していきたいと思っています。現在行っている東京タワー内でのイベント運営の他に、新規イベントを自分たちで考案して実現したいと思っています。
横山:二人ともありがとうございました!研究会に配属されて新しい環境での活動になると思うけど、楽しんで学んでいってください!
取材を終えて
今回は1年生二人に、研究会をどのように選んだのかについて聞いていきました。
それぞれ自分の軸をもって研究会を選んでいたことは、私たちの代と変わっていませんでした。学生が主体的に研究会の活動ができる嘉悦大学だからこそ、やる気をもって挑む二人には頑張っていってもらいたいですね。
小話:嘉悦大学のオープンキャンパスはすごい
~取材合間の会話にて~
横山:そういえば二人はどうして嘉悦大学に入ったの?加藤君はマーケティングを学びたいと言っていたけど。
加藤:そうですね。マーケティングを学びたいと思って大学を探していましたけど、嘉悦大学のオープンキャンパスに行ったときに、完全に「ここだな」と思いましたね。
横山:そんなに決定的だったんだ。
高久:僕もオープンキャンパスで決めましたね。雰囲気もそうなんですけど、模擬授業を受けてここで学びたいって思いました。僕は木幡先生の授業を受けてそう思いました。
横山:だから最初の研究会希望は木幡先生だったんだね。どういう授業だったの?
高久:マーケティングの授業で、0から1ではなく、1をどうやって10、20にして大ヒットさせるかを考える授業でしたね。その時は500mlペットボトルの炭酸飲料を別の形にして売るにはどうするかっていうのをやったんですけど、すごく内容が面白いと思ったので、その後も何回もオープンキャンパスに行って模擬授業を受けました。授業のやり方も一方的ではなく、生徒と教員が会話して作っていく形で、ここで学びたいと思ったんです。
横山:そうだったんだ。確かに僕も高校生の時に受けたオープンキャンパスの模擬授業は覚えてるな。アイドルのマーケティングの話されたっけ(笑)。
加藤:そんな授業あったんですね(笑)。僕は模擬授業もそうですけど、部活動体験で嘉悦大学の雰囲気がいいなと思って決めました。ゲーム同好会の体験に行ったんですけど、先輩たちがみんな面白くて。ちなみにそこに横山さんいたんですけど覚えてます?
横山:あ、そうだったの!?
加藤:はい、サンタ帽被っていた時でした(笑)。あの時、母と大学の不安など聞けましたし、ここなら楽しく学べると思って決めましたね。
横山:そうだったんだ(笑)。嘉悦大学のオープンキャンパスってすごいんだね。

~おしまい~
文責:学生広報部 横山飛雄(経営経済学部3年)