令和7年度(2025年度)からの授業時間割の変更について
公開日:2024.12.08
令和7年度(2025年度)からの授業時間割の変更について
嘉悦大学学長
森本 孝
嘉悦大学では、令和5年度(2023年度)より1コマ90分制(半期15週)から1コマ100分制(半期14週)へと移行しました。
1コマ100分制への移行は、①多様な授業形態、特に、学生が主体的に参画でき、協働して学修できる授業を展開すること、②夏休み、冬休み、春休み期間を拡大し、インターンシップや留学等の学外活動機会を確保すること、③学期前のガイダンス期間や個別指導の期間の十分に確保することにより、履修指導や学生指導の効果を高めることなどを目的とするものであり、その目的は一定程度達成できたものと考えています。
しかし、学生の皆さんを対象にしたアンケートや学生の皆さんから大学に寄せられるご意見を拝見すると、1コマ100分制への移行には、いくつか問題もあることが明らかになってきました。そのなかで一番大きな問題は、30分間という昼休みの時間が短すぎるという問題です。
昼休みの時間が短いことにより、落ち着いて食事をとることができなかったり、友達と食事をともにしながら会話する機会が十分に持てなかったりします。学友会活動をはじめとする学内団体で集まって活動できる時間や学生支援センターやキャリアセンターなどを利用する時間が十分にとれないという問題もあります。
以上のような学生の皆さんの声を踏まえて、本学では、昼休み時間と授業時間割問題について再検討しました。その結果、1コマ100分制を維持したうえで、令和7年度(2025年度)より、昼休みの時間を30分から50分に拡大した新しい授業時間割で授業を実施することに決定いたしました。
授業時間割が変更されるため、学生生活にも一定の影響はあると思いますが、変更の趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。
本学では、学生の皆さんの意見を踏まえながら、今後とも学修環境・学生生活をより充実したものにできるようより一層取り組んで参ります。
以上
変更の趣旨
- 100 分授業開始に伴い、2023 年度より新しい時間割が始まった
- 大学運営会議では、2023 年度秋学期教務委員会にて行ったアンケートの結果を受け、2025 年度における時間割の変更の可能性を含め検討し、2025 年度の時間割案を作成した
- 新時間割では、昼休みが短いことが学生の不満の大きな原因となっていることから、昼休み時間を拡大し、それに合わせて授業時間を調整する
授業時間・時間割
(参考)100分授業の導入目的
- 多様な授業形態、特に、学生が主体的に参画でき、協働して学修できる授業をより一層展開することにより、教育効果を高める。
- 学期前のガイダンス期間や個別指導の期間を十分に確保することにより、履修指導や学生指導の効果を高める。
- 夏休み、春休み期間におけるインターンシップや留学等の学外活動機会を確保することにより、多様な学内外における多様な学びの機会を提供する。
- 祝日授業の実施を減らす。