港区と嘉悦学園は、eスポーツ体験事業を通じた「地域社会の発展に関する連携協定」を締結しました

港区(区長:清家 愛)及び港区教育委員会(教育長:浦田 幹男)と学校法人嘉悦学園は、地域社会の発展に関する連携協力協定を締結しました。

この協定は、eスポーツを通じた地域のいきがいづくり、コミュニティづくりや世代間交流の促進、また学生の企画・営業などマーケティング学修、集客、運営の体験を通じた実務的な学修や自治体、企業との接点を通じた社会人訓練などを目指すものです。

港区と嘉悦学園 嘉悦大学の連携のきっかけは2022年度にさかのぼります。区が高齢者を対象としたeスポーツ体験機会の創出を検討していたことから、高齢者にeスポーツに興味を持ってもらうための実践的なマーケティング学習として、区内いきいきプラザでの体験イベントの企画、当日運営を嘉悦大学の学生が担う連携協力事業が始まりました。これまで区民スポーツ・体育祭への出展や、国内でも最新設備を備えたeスポーツのテーマパークであるRED゜TOKYO TOWERでの高齢者向けeスポーツ体験事業などにも取り組んできました。

今回締結した協定により、関係がより強固で継続的なものとなり、事業のさらなる展開が可能となります。これまで両者が連携協力してきた取組を様々な形で展開することで、区民の健康増進や他者との交流による生きがいづくりなど、生活を豊かにする効果が期待できるとともに、研究や教育機会、学生の社会体験の場の充実に寄与する利点があります。

当協定の締結にあたり、10月28日に港区役所で締結式が執り行われました。式典において嘉悦学園理事長の永久寿夫は「最先端のeスポーツを用い、高齢者と若者がお互いwin-winになる素晴らしい挑戦。このたびの協定締結によって港区と嘉悦学園がこの取り組みをさらに深めていき、地域貢献ができれば幸いです」と挨拶をしました。清家区長と浦田教育庁からは、eスポーツを通した世代間交流の新しい可能性など、今後の発展へ期待を寄せるお言葉をいただきました。

今後も高齢者向けのイベントのみならず障害者施設でのイベント開催や介護予防を目的とした体験事業の実施、子どもと高齢者が交流をはかるイベントの実施など各種活動にも取り組んでまいる所存です。

連携協定締結式には清家区長、浦田教育長、永久理事長、内海健宏 嘉悦大学教授に加えて内海研究会の学生4名も出席しました。
(後列左から 木村 太希、伊佐 聖、細田 晟七、影山 愛斗 いずれも経営経済学部3年生)

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