【HRC】2024年度春学期 SA/TA後期全体会を実施しました

7月18日(木)に授業のサポートを行うSA(スチューデント・アシスタント)学生とSAを採用している担当教員等が集まり、SA/TA後期全体会を実施しました。

今回の春学期後期全体会は「授業に積極的ではない学生への対応」「生徒と学生との違い」について考えてもらう機会を設けました。

全体の流れとしては、最初にアイスブレイクを行い、個人ワークの後にグループワークを行って、最後にグループごとに話し合ったことを発表してもらいました。
メインのグループワークの前にメンバーと会話する時間を設けたことで、円滑にすすめることができ、この取り組みは参加者からも好評で楽しかったと感想がありました。

グループワークを行うチームには必ず留学生を1名以上入れて議論を行うようにし、普段会話をする機会がないメンバーとのコミュニケーションをとることに、初めは戸惑っている様子でしたが、すぐに課題解決のワークに取り組み円滑に行えていました。

対面で実施しましたが、今回から一部SA採用の先生方にはオンラインで参加いただきました。多くの先生方に参加いただき、授業内のSAがどのような疑問や悩みを持っているのか、また全体会で課題解決のヒントをどのように得ていくのか、短い時間ではありますが、成長していく姿を見てもらえたと感じています。

終了後のアンケート回答:後期全体会の満足度と理由を教えてください

  • あまり関わりのないSAと話すことが出来て良かった!特に留学生!! ICTのSAではどのような対応をしたらいいのか分からないことが多く、同じICTのSAをしている人も同じ悩みを抱えていて安心した。 問題の解決にはいたらなかったが、解決に繋がる意見を貰えました!
  • 留学生SAの方と話す機会があまりなかったので今回の振り返りを通して話すことができたのでよかったです。 振り返りをすることによって自分の行動を見直すきっかけにもなったため良かったです。  
  • 普段関わることが無いSAの方とグループワークをすることができたので、とても有意義な時間を過ごすことができました。 留学生SAの方がいたので留学生の実際の授業の時の気持ちも聞けたので今後の活動に活かしていけたらいいなと思います。

終了後のアンケート回答: 春学期のSA活動の振り返り  

  • よく出来た点は、自分から学生たちに話かけて、何がわからないかやできないかなどを明確にして作業に取り組ませることができた。 不十分だった点は、留学生とのコミュニケーションがやはり難しく、課題に前向きに取り組めてる人とできてない人が別れてしまっていたので力不足を感じた 。 
  • よくできた点は、学生に自主性を持って動いてもらい、足りない部分を補う役としていれたこと。 不十分だった点は、学生に任せた部分に対するプラスアルファ。学生達が頑張っている間、もっとモチベーションをあげさせる行動が出来なかった。
  • SAは、視点を個人から全体へ転換しなければならないので、相手のニーズを考えてから柔軟的に学生たちに接するという仕事を通して効果的なサポートのあり方を身につけた。この経験を通じて、組織内での協力の重要性をより深く理解した。学生同士が協力し合うことで、より良い学習環境が生まれ、個々の成長も促進されることを実感した。

SA/TAワーキンググループより

今回の全体会の反省点は春学期前期全体会に力を入れ取り組んだ分、春学期後期全体会では疲れが見えました。また全体会が始まる直前や始まってから内容を変更するなど準備不足が見えました。
参加したSAの皆さんのアンケートでは留学生との交流が出来てよかったという声を何件かいただき、前回の全体会の反省を少しでも生かせたように思います。
今回の全体会での反省・改善点を次の秋学期全体会に活かしていきたいです。

HRC(Human Resource Center ヒューマン・リソース・センター)とは

本学ではまったく新しい「キャリア支援」の仕組みを実施しています。教職員と学生が運営する人材バンク=ヒューマン・リソース・センター(HRC)を通じて大学と学生が「契約」を結び、学内のさまざまな業務やイベント、授業支援を円滑に進めます。HRC を通じて学内の業務に携わる学生のメリットは、単に報酬を得ることだけではありません。経験者が新しいメンバーを指導し、チーム全体のスキルアップを図るなど、責任ある立場で業務を遂行する経験を積むことになります。

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SA/TAワーキンググループ

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