共立女子短期大学文科の学生とオンライングループディスカッションを行いました

7月3日(水)、講義「キャリアデザイン応用1」内で共立女子短期大学の学生とオンライングループディスカッションを行いました。本学からは2年生と4年生の履修生が、共立女子短期大学文科からは1年生および2年生が参加しました。

キャリアデザイン応用1の講義は、目先の就職活動のみならず、大学卒業後の社会人人生の中で最も必要とされる「対人コミュニケーション能力」の向上を目指しています。今回は多様なバックグラウンドの人々のコミュニケーションを通してコミュニケーション力とキャリア意識の醸成を促すという目的のもと、共同講義を実施することとなりました。

嘉悦大学と共立女子短期大学をオンライン会議システムのZoomでつなぎ、各自の自己紹介を行いました。上西講師がグループディスカッションについて講義した後「U22向けのコンビニスイーツを提案せよ」というテーマで20分間のグループディスカッションを実施しました。

学生は4~5名ごとにZoomの「ブレイクアウトルーム」に分かれ、司会・書記・タイムキーパー・発表者の役割分担後、U22世代が大事にしていることや現在のトレンド、価格などについてディスカッションを実施。最後にグループごとに案をまとめ発表を行いました。

ほとんどの学生が初めてオンラインでのディスカッションを経験するため、最初はZoomの設定やコミュニケーションに苦心する場面もありましたが、実際にディスカッションが始まると初対面にも関わらず比較的スムーズに議論が進行している様子が見られました。

今回の共同講義は双方の学生にとって良いオンラインコミュニケーションの訓練になったのではないでしょうか。

学生の感想(抜粋)

  • 初対面のメンバーにどのように接すれば良いのかが難しかったです
  • オンラインでのディスカッションという新鮮な経験ができました
  • Zoomという初めての慣れない環境で少し難しさも感じました
  • 初めての経験で上手くできない部分もありましたが、良い経験になりました
  • オンラインならではの難しさや今回の経験をこれから生かしたいです
  • 初めてのオンライン環境で戸惑いましたが、皆さんが上手にディスカッションを回してくださったので自分の意見を出すことができました
  • オンライン上のコミュニケーションをスムーズにとれるようにしたいと思いました

担当教員から学生へのメッセージ

嘉悦大学 上西 智子講師
今後、企業でのインターンシップ等でスムーズにコミュニケーションをとるためにも今回の経験を生かしていただきたいです。今回は色々な角度での学びがあったのではないでしょうか。また、ディスカッションする際には知識が必要です。ぜひニュースやオンラインのニュースサイト等で知識を深めてください。

共立女子短期大学 田野 恵講師
「オンラインで参加したことがないから不安」「やったことがないからやらない」という方もいるでしょう。しかし、やってみなければ、挑戦してみなければ課題は見えません。たとえ不安があっても、やってみて課題を見つけ乗り越えていくというルーティンが必要なのです。もしも逃げてしまったら、いつかどこかで壁に突き当たってしまいます。皆さんにはぜひ挑戦を恐れずに物事に取り組んでいってほしいと思います。

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