学生広報部レポート/部活動・同好会紹介レポート第7弾~実力は女子バレー部に匹敵?元プロとも戦えちゃう!e-sports部編~
公開日:2023.11.15
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部活動・同好会紹介レポート第7弾~実力は女子バレー部に匹敵?元プロとも戦えちゃう!e-sports部編~
部活動・同好会紹介シリーズ第7弾! 毎度おなじみ学生広報部3年の小平です。今回は世界中で注目されているeスポーツを部活動として行っているe-sports部に行ってきました! 普段の活動の様子や大会などのことなどたくさんお話を聞いてきました! 第6弾で紹介したゲーム同好会とは同じゲームを活動内容にする団体ですが、どのような違いがあるのかということも前回の記事と合わせてご紹介できたらなと思います!
前回のゲーム同好会の記事はこちらから!
https://www.kaetsu.ac.jp/2023/07/11/16239/
活動体験
今回、e-sports部では、ゲームに特化したゲーミングPC、マウス、キーボードをお借りして、e-sports部が主にプレイしている『VALORANT(ヴァロラント)』というゲームをプレイさせていただきました。
『VALORANT』はすごく簡単に説明すると、5対5で行うオンラインタクティカルシューティングゲームです。通常のシューティングゲームよりもチーム戦略や攻守の駆け引きが特徴で人気がある『VALORANT』ですが、ルールやキャラクターをはじめ細かい説明などをするとそれだけで記事が2本以上かけてしまうくらいゲームの説明が複雑で難しいので、『VALORANT』が気になった方は公式が出しているゲームの紹介動画(https://twitter.com/ValorantNews_jp/status/1413832376178733062)をご覧いただければと思います。
操作などが分からない状態でオンラインの実際の試合をいきなり行うのは無謀だということや、オンラインのプレイヤーに迷惑をかけてしまうので今回は練習場という、いろんなキャラや武器を練習できるモードで体験させていただきました。
的を狙うとき、実際と同じように銃を撃つ際に止まっていないと、反動で狙ったところに飛んでいかないというのがとても難しかったです。お手本でプレーしてもらうと、動きながら打っているように見えても、銃を撃つ一瞬だけ停止するように細かな操作を行っており、こういう小さなスキルが勝敗を分けるのだなと体感することができました。
実際はこのような細かい操作をしながら平均約1時間かかる試合を行うそうです。
代表者インタビュー
【部長】
松本維之(まつもとただゆき)
経営経済学部3年
e-sports部ではどのような活動をしていますか?
松本:大会にはしっかりと出て何かしらの成果を残す。その大会のための練習が普段の活動内容です。楽しむというのももちろんあるんですけど、同好会ではなく部活動なのでしっかりと成果を出さないとと思っています。大会には人数などにもよりますが、春学期と秋学期に一回ずつの年2回ほど出場しています。 今は「VALORANT」というゲームの大会が主流なので、僕らも大会に出る時は「VALORANT」の大会に部を代表して1チームを部のメンバーから選出して出場しています。
大会がメインとのことですが、大会の結果を教えてください
松本:昨年度は2回大会に出場しました。1回は自宅からオンラインで行い、もう1回は「RED° TOKYO TOWER」で開催された大会に出場しました。 オンラインで出場した大会では調子は悪くなかったけれど惜しくも入賞ができませんでした。ただ、「RED° TOKYO TOWER」で行った大会では約10組が参加し、元プロの選手の方がいるチームも参加しているようなレベルの高い大会でしたが3位と入賞することができました。
部で所有している備品はどのくらいありますか?
松本:ゲーミングPCが一応5台あって、その分のモニターが5台とswitchやPS4用のモニターが2台の合計7台のモニターがあります。 ゲーミングPCのうち2台は1台17万円する高スペックのものなんですけど、残りの3台は、前の先輩たちが途中まで作成した状態で残されていたものを完成させた自作PCで1台20万ぐらいかかっています。ただ、まともに動いていないので実質稼働しているのは2台という感じです。
部で設けているルールはありますか?
松本:備品を持って帰るのはもちろんダメなんですけど、それ以外は割と自由にやってます。いつでも来て、自分がやりたいことをやってとか、このゲームやりたいのに人がいなくてできないからみんなで一緒にやろうっていう風になったりもするので、ゲームの縛りとかもないです。
部の活動の雰囲気はどうですか?
松本:もうほんとみんなでワイワイやっている感じです。ふざけあいながら楽しんでやっているので、うるさいくらいです(笑)。ただ本当に雰囲気は良いと思います。ただ、e-sportsって対面で会うことがあんまりなくて、自宅から自分の持っているパソコンでゲームしたりという交流が多いんですね。だから、活動が終わった後に飲みに行くということは今までやったことないです。やりたい気持ちはあります。
活動にコロナ禍の影響はどのくらいありましたか?
松本:基本的にコロナ禍の影響はありませんでした。みんな自宅からオンラインでネットを繋いでゲームをしているので、むしろ外出できなくなることで活動は頻繁になっているくらいでした。でも、それは今所属している部員が自宅でゲームできる環境を持っている人たちだからという部分はあると思います。持っていない人のために学内でできる設備・備品を持っているけれど、コロナ禍だとそれも使えないのでそういう方が入ってきたときは影響があると思います。
ゲーム同好会との違いは何でしょうか?
松本:一番の違いはパソコンでやるゲームをやっているかだと思います。e-sports部はパソコンを使ってゲームをしたりしていて、ゲーム同好会はswitchやPS4などいわゆるゲーム機を使って活動しているというところだと思います。と言っても、そこまで大きくは違わないと思います(笑)。本当に少しだけゲームに対する本気度が部活動と同好会という部分で違うかなというくらいだと思います。
松本さんが入部するきっかけは何だったのですか?
松本:入学してできた友達にe-sports部があるよという話を聞いて、もともとゲームに興味があったということもあって、体験しに行ってみたんです。そしたら、今まで触れてきたswitchやPS4のようなのゲーム機やスマホゲームではなく、パソコンでゲームをやるというのが特に面白そうだなと感じたのがきっかけで入部しました。
入部して感じた楽しさややりがいを教えてください
松本:大会にチームで出場して、勝ったらめっちゃ嬉しいし、負けたら悔しいみたいな気持ちになれるのが、シンプルに一番楽しいしやりがいだと思います。1人でやったら『なんとなくクリアしちゃった』みたいな気持ちになるんだけど、みんなで勝つとチームワークを感じられて、これがこの部でゲームをしている意味だと思えるっていうのもやりがいだと思います。
どんな人に入ってほしいですか?
松本:もちろんゲームが好きな人にも入ってほしいです。ただ、e-sportsを知らない人にこそ入ってほしいなと思っています。e-sportsを広めることが部の一番の目標なんです。そのためにマイナビという大きな企業と連携しながらe-sportsを広める活動をしています。だから、知らない人に入って貰って、そこから興味をもってハマってもらえればいいかなと思います!
最後にこの記事を読んでいる人に一言お願いします!
松本:大学生活は学業に専念するというのが一番大事ではあると思うんだけど、やっぱりそれだけだとどうしても疲れたりする時が来ると思うんです。癒しが欲しい時や、面白いことがしたい時にe-sports部に来てもらえれば、勉強の息抜きみたいな感じでみんなと一緒に楽しくゲームができて、いいリフレッシュになると思うので、まずは見学に来てみて下さい!
e-sports部の取材を終えて
今回、e-sports部の取材をして、遊びだと思っていたゲームがしっかりとした競技になっているということを実感することができました。海外で賞金数十億の大会が開かれていたり、プロゲーマーという職業ができていたりと一応知ってはいるけれど明確に感じにくかった部分を少し実感できたと思います。
また、ゲーム同好会とは行っているゲームが違ったり本気度は異なりはしても、ゲームというコンテンツを通じて友人との関係を築いていくということはどちらも同じなのだなということを感じました。少し本気で取り組んでみたい場合はe-sports部、みんなで楽しく輪になってゲームを行いたい場合はゲーム同好会というようにどちらに入るかを選択できるのがとても良いなと感じました。
ゲームに少し本気で取り組んでみたいと思う方はぜひ体験に行ってみてはいかがでしょうか?大会優勝もチームで戦えば夢じゃないかもしれませんね。
文責:学生広報部 小平奏(経営経済学部3年)