地域との取り組み
嘉悦大学は、地域に開かれ、地域と協働し、地域に貢献する大学を目指し、以下の通り「地域貢献目標」を策定しています。
第一に、私たちは公を支える精神を持った学生を育てたいと思っています。そのためには、大学内だけでなく、地域社会も学生の学びの場とさせていただかなくてはなりません。私たちは地域の行政、企業、NPO、市民等と学生が様々に協働する機会を作り、学生が地域社会に貢献することを通して公を支える精神を育むことを目指します。
第二に、私たちは実学の精神を重んじ、大学の教育活動、研究活動の成果を社会へ還元することが大学の重要なミッションのひとつと考えています。経営経済、ビジネス創造の分野で私たちが持つ知識、教育スキル、そして施設を、地域の皆様により一層活用していただけるように様々な事業を展開して行きます。
以上の「地域貢献目標」を達成するために、学内に地域産業文化研究所 所長をアドバイザーとする「社会連携委員会」を設置して年次計画を策定し推進します。また、地域との窓口として、学生支援センター内に「社会連携委員会事務局」を設置します。
嘉悦大学はこれからも、地域社会の発展のために欠くことのできない資源となることを目指します。
嘉悦大学の地域連携活動についての学長宣言
本学は、1982年にこの地小平に嘉悦女子短期大学として開学して以来、男女共学の4年制2学部の大学と1研究科の大学院をもつ現在まで、この地で、大学として支えられ、また評価をいただいてまいりました。
本学の地域連携の活動は、家庭婦人バレーボール大会の開催や公開講座の開設に始まりましたが、現在では、その活動は多岐にわたっています。教員においては、市の審議会の委員就任要請や地域団体からの調査の受託、また、学生諸君も自主活動としてまたゼミナールの活動として、積極的に地域に出ています。商店街の活性化に一役買う学生がいるかとおもうと、地元産品の開発を行うゼミナールも出現しています。
そうした中、小平市大学連携協議会の結成は、本学と地域の関わりをいっそう緊密なものとしていく段階を象徴するものであると考えます。つまり、大学は地元の自治体との緊密な連携のもと、地域社会の一員としてまちづくりに貢献する役割を果たすことに自覚的であるべき段階にいたったのです。
そうした段階に鑑み、ここに、「嘉悦大学の地域連携活動についての学長宣言」を発し、すべての教職員と学生諸君とともに、本学が小平市の大学として、また、多摩地域の大学として、いっそうの地域連携活動に取り組むことを広く宣言したいと思います。
本学が取り組む地域連携活動は、特につぎの5つの視点においてその強化を図るべきであると考えます。
(1)教員は小平市並びに多摩地域についての学びを常に深め、郊外型都市状況で育つ学生の理解をいっそう進めよう。
(2)小平市役所や地域団体からの要請に応えて、教員の専門的研究の技量を地域課題や政策課題解決のために発揮しよう。
(3)小平をはじめ地域で自発的に活動しようとする学生たちを教職員は積極的に支援しよう。
(4)PBL(Project Based Learning)を導入した教育をはじめ、地域が学びのキャンパスとなる教育の導入を工夫しよう。
(5)本学の掲げる創造的実学を、まちづくりを後押しする地域実学として発展させよう。
この学長宣言をひとつの画期として、嘉悦大学の取組みが、小平市をはじめとする地域社会の信頼をよりいっそう獲得し、研究においても教育においても地域に不可欠の存在として認められるべく、全学的取組みを進めていこうではありませんか。
嘉悦大学学長
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問い合わせ先
地域連携に関するお問い合わせは、社会連携委員会事務局で受け付けています。
メールアドレス:comrels-com@kaetsu.ac.jp