学修環境に関する情報(キャンパス、施設等)学修環境の特長
嘉悦大学では施設や制度、人的資源の面から新しい学修環境の実現を目指しています。
グループワークのための最先端教室「KALC」とSA/TA制度
嘉悦大学では、2008年度より「KALC(Kaetsu Active Learning Classroom)」と称する教室を整備し、学生を主体とした新しい学びのスタイルを推進しています。
KALCはアクティブラーニング*の概念に基づいて設計されており、チーム学習ができる最先端教室です。多様な形態の教育・学習に応じた使い方が可能です。例えば、机と椅子はすべて自由に稼働できるようになっており、個人作業だけでなく、机同士をつなげてグループワークやディスカッションを円滑に行うことができます。
教員・学生共に、ノートPCと無線LAN、どこにでも書き込み可能な壁面ガラススクリーンを利用して教室内の様々なエリアからプレゼンテーションを行うことができます。学生の視線が活発に動くことから授業への集中力が高まり、また、壇上で発表する時のような心理的抵抗を感じることも少なくなり、企業の現場さながらの先進の学びを体験できます。
*アクティブラーニング
さまざまなメディアから情報を集め、学生自らが主体的に読解・作文・ディスカッション・問題解決などを行い、その成果をアウトプット(表現)していく学修のことです。
従来の講義中心ではなく、教員と学生、学生と学生による双方的なコミュニケーションを通じて、学生同士の能動的な「発見・創造」を促す新しい学びの仕組みです。
KALCで行う授業を支えるのがSA(Student Assistant)やTA(Teaching Assistant)と呼ばれる学生スタッフです。学生の活発な議論や質疑応答が教室内の各所で発生するような授業では、ひとりの教員では充分なフォローができません。そこで、先輩学生となるSA/TAらが共に授業をサポートし、学生らが授業時間内に抱いた疑問をその場で解決していきます。
SA/TA制度は、情報系演習科目、基礎ゼミナール科目、会計系演習科目、キャリア系科目、語学系科目で適用しています。
関連情報
KALC教室はエプソンホームページでも紹介されています。最新設備の導入とともに、「知識創造型」の学習環境を実現した事例として取り上げられました。
ラーニングコモンズ
学内2か所にラーニングコモンズ機能を有する場所を設け、能動的な学修を支援することにより、主体的に考え、行動できる人材育成を目指しています。
ラーニングコモンズ(図書館)
図書館1階に設置しており、図書館資料やPCを利用した自学自習および協同学習が可能なスペースです。プロジェクターや大型ディスプレイ、可動式の机や椅子、ホワイトボードを配備した、ミーティング、会議、グループワーク、ミニセミナー等が実施できる5つのスペースを設けており、本学学生・教職員はもちろん、地域の皆様も無料でご利用いただけます。
A102
学生同士が気軽にディスカッションや制作物の作成ができるスペースです。グループワークに適した机や椅子があり、可動式ホワイトボードで間仕切りができるので、さまざまな形態での利用が可能です。デスクトップPC、プリンタ、大判プリンタ、印刷機、スキャナ等の機器があり自由に利用できます(一部許可制)。またPCや機器の利用をサポートするヘルプデスクを併設しているので、学生は操作やトラブル等の相談ができます。