授業・履修・試験について単位修得と成績評価

成績評価と表記

みなさんが履修した授業科目の成績は、原則100点満点で評価されます。これが60点以上であれば合格であり、その科目の単位を修得したことを意味します。反対に60点未満であれば不合格であり、その科目の単位を修得することができなかったことを意味します。不合格となった科目の単位を修得するためには、次学期以降に再度履修しなければなりません。

また、成績評価は点数によっていくつかの段階に分かれます。段階は下記の表のようにアルファベットによって表記されます。学ナビに発表される成績は成績評価点数だけでなく下記の表記も記載されます。

但し、上記とは別に、単位は修得しているが学習の評価は行わない科目の場合は「T(認定)」、履修の意思が見られず評価を行うための材料が十分にない場合は「-(評価不能)」とされ、例外的に0~100以外の素点が表記されます。

素点表記評価表記
90~100S
80~89A
70~79B
60~69C
0~59D
999T
200-(評価不能)

学ナビ「保証人アカウント」にて保証人も成績の確認が可能です。(2023年度より郵送は行っておりません。)

成績評価について

成績評価の発表にあたり、皆さんが持つであろう不安と対処方法を簡単にまとめました。
1年生はまずはご覧下さい。

成績証明書の記載

学ナビに発表する成績表とは別に、進学先や就職内定先等外部の機関に、みなさんの成績を証明するために提出する「成績証明書」があります。この「成績証明書」は単位修得した科目の成績評価を証明するものであり、そこには単位修得した科目の成績評価がアルファベット表記のみで記載されます。つまり、上記の表のうち、「D」の評価の科目については記載されません。

成績評価質問手続き

成績評価についての質問は、成績評価に間違いがあると思われる十分な理由がある場合に、科目担当教員に成績評価に間違いがないかの確認を求めるためのものであり、成績の再考を求めるものではありません。質問依頼にあたっては、その理由を詳しく記入し、所定の期間内に学生支援センターに提出してください。提出方法は学ナビでお知らせします。

なお、単に評価の引き上げのみを要求する内容である場合には、申請書を受理しないことがあります。

  • 提出期限は遵守してください。
  • やむを得ない理由により、期間内に成績評価質問依頼を提出できない場合は、必ず提出期間内に学生支援センターに連絡し、指示に従ってください。

GPAの算出方法

GPA(Grade Point Average)とは、成績評価方法の一つで履修科目の成績の平均を数値で表すものです。GPAは、単位修得という学習の量だけでなく、その質も重んじるものです。

GPAの算出方法

GPAは、みなさんが履修した各科目の評価に一定のGPを与え、このGPに各科目の単位数を乗じ、その合計を履修科目の総単位数で割って算出します。GPAの対象となる科目は、5段階評価(S、A、B、C、D)によって成績評価された全ての科目です(認定科目「T」で評価された科目を除く)。

※評価不能について(学部のみ):評価不能となった科目はGPAの対象です。定期試験を実施する科目の場合は再試験の対象外です。

GPAの計算方法は次のとおりとし、計算値は小数点以下第3位を四捨五入し、小数点第2位で表記します。

GPA

5段階評価のそれぞれに次のGP(Grade Point)を与えます。

成績評価GP合否
S(90 ~ 100)4合格
A(80 ~ 89)3合格
B(70 ~ 79)2合格
C(60 ~ 69)1合格
D(0 ~ 59)0不合格
T(999)対象外合格
-(200)0未評価

GPA上の不合格科目の取り扱い

「不合格」の評価を受けた場合、その科目のGPは0となり、GPAが下がりますので注意してください。また、不正行為により無効とされた成績も不合格として扱われGPは0となります。

GPAの活用

GPAは、学期ごとに算出した「学期GPA」と、年度ごとに算出した「年度GPA」、入学から現在までを通算した「通算GPA」の3種類があります。大学生活全般の履歴は「通算GPA」が、現在の学修状況を確認するには「学期GPA」が参考になります。GPA値により得られる評価は下記のとおりとなり、学修状況を把握することができます。「学期GPA」の学期ごとの推移を見ることで、「上り調子」「下降している」等が判断できます。

GPAの値評価の平均値学修・生活面の状態
4.0 ~ 3.0S 評価~ A 評価を平均的に修得非常に優秀。問題ない。
2.9 ~ 2.0A 評価~ B 評価を平均的に修得問題はないが、学期ごとに下がってきている場合は注意が必要。
1.9 ~ 1.0B 評価~ C 評価を平均的に修得ギリギリ合格しているレベル。本人の学習姿勢により、急激に不合格が増える可能性もあり注意が必要。
0.9 ~不合格の割合が多い学習面、生活面で問題を抱えている場合が多い。指導対象にもなるため、学習状況や生活面での見直しが必要となる。

GPAの分布

学部生の皆さんの「通算GPA」の分布を以下の通りにまとめて公開いたします。ご自身の現在の学修状況を確認するためにご参照ください。

卒業及び学位

卒業及び学位に関する規定

経営経済学部に4年以上在学して(3年次編入生の場合は2年以上)、所定の単位を修得した者には、学士(経営経済学)の学位を授与します。

ビジネス創造学部に4年以上在学して(3年次編入生の場合は2年以上)、所定の単位を修得した者には、学士(経営管理)の学位を授与します。

※休学などによる学修中断の学期・年度は、この在学期間には数えられません。

卒業発表

卒業要件を満たし卒業が確定となった学生を掲示にて発表します。

最長在学年数

経営経済学部及びビジネス創造学部における最長在学年数は8年(3年次に編入学した者の最長在学年数は4年)とします(ただし、学則第19条に基づき学長が認めた場合は、この限りではありません)。

卒業延期

卒業に必要な所定の単位を修得した上で卒業延期を希望するときは、卒業が確定する学期の成績発表後、「卒業延期願」に必要事項を記入して、卒業延期願提出期間中に学生支援センターへ提出してください。

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